【初心者向け】政治・経済が「本当にわかる」おすすめ書籍4選

はじめに|なぜ今「政治と経済」を学ぶべきか

物価高、増税、少子化、年金不安——。どれも私たちの暮らしに直結する問題です。

「なんとなく不安だけど、政治や経済の話は難しくてよくわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

特に子育て世代にとっては、教育費や老後の備えなど、家計と直結する“日本のしくみ”を知ることが、自分と家族の暮らしを守る第一歩になります。

今回は、「ニュースは気になるけど、経済の話はちょっと苦手……」という方でも読みやすい、初心者向けのおすすめ政治・経済本を4冊ご紹介します。

① 『ザイム真理教』(森永康平)|緊縮財政の正体と日本の経済構造を学ぶ

財務省主導の「財政健全化」政策が、いかに私たちの暮らしを圧迫しているか——。

この本は、著者である経済アナリスト・森永康平氏が、わかりやすい例えとユーモアを交えて、日本の経済政策の矛盾を丁寧に解き明かしてくれる一冊です。

特に「国の借金=悪」といった思い込みや、消費税増税のロジックに疑問を持った方におすすめ。

「なぜ給料が上がらないのか」「なぜ増税ばかりなのか」が腑に落ちる本として、政治経済初心者に最適です。

② 『本当はヤバくない日本経済』(三橋貴明)|国債・財政破綻論をデータで反論

日本の経済は本当に破綻寸前なのか?

テレビやネットでは「日本は財政破綻する」という論調をよく見かけますが、本書はその常識にデータで反論する内容です。

著者の三橋貴明氏は、経済統計や歴史的事実をもとに、「国債」「インフレ・デフレ」「為替」などを解説。高校生や文系読者でも理解しやすい表現でまとめられており、知識ゼロでも安心して読めます。

「メディアが伝えない日本経済の本当の姿」を知ることができる、入門書としておすすめの一冊です。

③ 『日本を再生する66の提言』(日本青年会議所:三橋貴明ら23名の専門家)|教育・福祉・地方再生まで幅広く提言

「問題提起」だけでなく「具体的な解決策」を提示した提言集です。

教育、医療、外交、防衛、地方自治など幅広いテーマに対して、どうすれば日本をより良くできるかを66の視点で提案しています。

とくに子育て世代にとっては、「なぜ教育予算が削られるのか」「住宅や育児支援はなぜ不十分なのか」といった身近なテーマが満載。

「政治と社会の関係を理解し、社会を変える行動のヒントを得たい方」におすすめの本です。

④ 『安倍晋三回顧録』|政策決定の裏側を知る一次資料

長期政権を担った安倍晋三元首相が、自らの政治経験を語った記録集。

外交や経済、憲法改正、コロナ対応など、多岐にわたる政策の裏側について、当事者の目線で語られています。

政治家の「思想」や「現場での判断」が赤裸々に語られ、ニュースや評論では得られない“リアルな政治の現場”を知ることができます。

リーダーシップ、国家戦略、政策形成プロセスに関心のある方にとっては勿論、SNSや街頭演説などで語られる”今”の政治家の考えや掲げる政策、前提とする政治の歴史などを深く理解するのに役立つこと間違いありません。

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