― かつてロードバイクに乗ってた男が、おっさん体型をどうにかしたいと思った日 ―
昔は「体を動かすのが日常」だった
今から3年ほど前までは、ロードバイクに乗るのが日課でした。
休日には1日で数千キロカロリーを消費するほど走り回っていて、体型もスリムそのものでした。
それができていたのは、夫婦間で「お互いに半日〜1日レベルで自分の時間を確保しよう」という取り決めがあったからです。
ところがある日、家族みんなで話し合い「やっぱり休日は、家族で一緒に過ごす時間を大切にしよう」と決めたことで、自転車に乗る時間は自然と減っていきました。
食べる量は減らせなかった
運動量が減ったにもかかわらず、食べる量は変わらない。
その結果、3年間で10kg以上の体重増加。
健康のためにジムに通い出しましたが、有酸素マシン(ランニングマシンやエアロバイク)はどうにも退屈で続きません。
その一方で、筋トレは初めて取り組むこともあり面白く、いつしか筋トレばかりするようになりました。
筋肉が少しずつついてきた実感はあるものの、脂肪はあまり落ちない。
結果として、筋肉と脂肪が混在した「おっさん体型」にまっしぐらです。
「パパデブ〜」の破壊力
我が家には小さな子どもがいます。
ある日こんな風に言われました。
「パパ太ってる〜!」
「パパおっさん!」
「パパ、かっこよくない!」(ストレートすぎる)
そして極めつけは、妻の寝言。
「昔はかっこよかったのになぁ……」
……これは、さすがに効きました。
「脂肪破壊注射」という選択肢
そんな積み重ねのなかで出会ったのが、脂肪破壊注射による医療痩身。
脂肪細胞そのものを破壊し、体外へ排出するという自由診療です。
脂肪のイメージとしては、体の中に「いくら」のような脂肪細胞がたくさん詰まっている感じ。
太ると、このいくら一粒一粒が肥大化します。
運動や食事制限で痩せても、いくらの大きさは小さくなるだけで、数自体は減りません。
だからこそ、リバウンドもしやすい。
一方、脂肪破壊注射はこの“いくらそのもの”を破壊し、代謝によって体の外に排出させる、というアプローチです。
- 脂肪を落としたい部位にピンポイントで効く
- ダウンタイムもほぼなし
- 手術ではないため、心理的ハードルも低い
「これは、最後の一押しかもしれない」
そう思って、施術を申し込みました。
目的は「昔の自分に少し戻ること」
今の自分を否定したいわけではありません。
けれど、昔のように軽やかに体を動かせる自分には、やっぱり少し未練がある。
そして何より、子どもたちと本気で遊ぶために、もう少し身軽になっておきたい。
そんな想いが、この決断につながりました。
次回予告:「施術当日の流れ、痛み、副作用、すべて話します」
脂肪破壊注射って、実際どうなの?
次回は、施術当日の流れや痛み、ダウンタイム、副作用など、リアルな体験をレポートします。
まとめ
- 子育て世代でも、健康や体型への投資は「自己満」ではなく「戦略」になりうる
- 脂肪破壊注射は、筋トレや食事だけでは届かない部分へのアプローチ
- 自分の身体と、もう一度ちゃんと向き合ってみる価値がある
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